最先端の研究-->すごいビジネス?

これまた少しまえになるが、再生医療つながりで。

会社の目の前にある理研の施設の中を見せてもらった。すごかった。設備も金がかかっているし、結構成果も出ている模様。自分がいたSPring-8も金はかかっていたけど、ここまで成果はなかった。ところが、それを見て思い出したのだが、大体建物の規模としては、StanfordにいたときのCCSRと隣のBeckmanをあわせたくらいの規模。(もう少し小さくてBeckmanとFairchildくらいかもしれない。)成果はそこそこ張れるくらい。でも、その後が全然違うように見える。つまりい「実用化」に関する部分は全くなさそう。Stanfordの強みはこれらの基礎の施設の真横に病院があり、MDもPhDもお互いのラボを行ったり来たりしていたので、まさにBench to bedsideの技術交流があった。基礎医学の驚くべきところは、本当にすごい成果は応用研究をすっ飛ばして、いきなり数ヶ月でも実用化に結びついたりする事だと思う。大腸菌の転写機構をやっていても、次の日には抗生物質のスクリーニングをやっているという事も考えられるわけ。理研という施設の弱い点はここだと思う。うちみたいな日本では天然記念物的な面白い会社があるのにもかかわらず、接点はほぼ皆無に近い(神戸市ががんばっているけど、実質動いていないと思う)。実現するかどうかわからないけど、神戸版JBCも面白いかと一人勝手に思っていたりして…
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by KtomoSFD | 2008-07-16 23:30 | Bio Business