ついに…

PDL BioPharmaという会社がある。
今の会社の前身の前身であるカネボウの医薬品部門が日本で初めてとなる抗体の医薬品の候補化合物を導入した会社である。というより、自分にとっては大変お世話になったJBCのTさんがStart Upの頃から働いていた会社として印象深かった。

抗体医薬品のヒト型化の基盤技術を持つ同社は、Genentechなどとの訴訟に勝訴した後、多額のロイヤルティー収入を背景に、抗体医薬の基盤技術の自ら製薬メーカーとして開発をすることに方針転換。ここまではBiotechのサクセスモデルとしては非常に良かった話。この後、CEOの手腕が試されたわけだが、結局ここ2年ほどの間に人員を倍増して、自社ビルに引っ越してまで成長のモデルを描いたのだが、このほど経営に行き詰まりこのほどResearch部門をスピンオフさせ、手持ちの開発品も売り渡し、大型レイオフとなったらしい。

渡米直後にTさんに出会い、さらに去年はJob Applicationも考えていただけに、非常に残念。一概にデスバレーを乗り切ることだけがベンチャーの難しさではないのかも知れない。
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by KtomoSFD | 2008-12-22 19:58 | Bio Business