サマーバーゲンのシーズンです。
Genentechの筆頭株主で、実質的な親会社だったRocheが残りの株を買い上げて、Genentechを完全子会社化するそうです。その額、なんと$43.7B… 4兆5千億円くらい?
そして翌日はMirus Bio CorporationというRNAiの会社を$125Mで買収と発表。

イロイロと疑問は大きいですが、そもそもGenentechの社名は存続するのでしょうか?Palo AltoのRocheの研究所などはSouth Cityに統合するなどするようですが、買収金額から各Facilityの運営まで、非常に気になるニュースです。JBCのBBQでは話は出ていたんでしょうか?
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by KtomoSFD | 2008-07-22 23:46 | Bio Business

Bueno Bueno!

帰国して7ヶ月。ようやくテレビをゲット。
この6年で状況が変わりすぎて何もかも良くわからないまま、とりあえず機種のスペックで比較検討して購入に踏み切りました。シェア争いも決着したので、ブルーレイのレコーダーも同時購入。当面は内蔵のHDへの録画で済みそうなので、ブルーレイ自体の機能はとりあえず置いておいて。

良いです。六畳二間の端と端でも、字幕もくっきりはっきり。元の画像の解像度が低いときは違和感があるのが難点ですが、今後を考えると良いと思います。型落ちの価格もあまり変わらなかったので今買うことを判断したんですが、後は電気代を考えて見る時間は制限したいのですが… 

昨日は早速大河ドラマを録画して、その後はF1を干渉。うーむ。その昔、ブームの時のF1のグッズショップでもこれほど大きな画面で見ることはなかったから、感度です。これから、がんばって芸能人や野球選手の顔を覚えていきたいです。
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by KtomoSFD | 2008-07-22 00:02 | Kobe Life

080718 Biotech動向

ちょっとお堅めにビジネス関係の備忘録です。

日経には第一三共がSeattile Geneticsから抗体医薬の技術導入をしたということに
なっているが、BioSpaceでは一面、日本面共に情報無し。Ranbaxyとの買収交渉の進
展については載っていた。

Lonzaと協和発酵の同じく抗体技術に関する共同研究は、日経は「共同研究を始めた」
的な文章だったが、BioSpaceでは"Extend their Strategic Collaboration"となって
おり、どちらが正しいのか?

GNIがEpiCeptというアメリカの会社からウイルス性肝炎薬のアジア、オセアニア地区
での開発件を取得-子会社の上海Genomicsはともかく、GNIは開発主体の会社になりつ
つあるのだろうか?-->と思ったら、いつの間にか昨年末に創業社長が一身上の都合で
辞任、現在は中国人CEOの下でOperationが中国にシフトしていっている感じ。
(BioSpace)

そーせいが緊急避妊薬の日本でのPhase IIIを修了。(BioSpace)日経には第一三共がSeattile Geneticsから抗体医薬の技術導入をしたということに
なっているが、BioSpaceでは一面、日本面共に情報無し。Ranbaxyとの買収交渉の進
展については載っていた。

Lonzaと協和発酵の同じく抗体技術に関する共同研究は、日経は「共同研究を始めた」
的な文章だったが、BioSpaceでは"Extend their Strategic Collaboration"となって
おり、どちらが正しいのか?

GNIがEpiCeptというアメリカの会社からウイルス性肝炎薬のアジア、オセアニア地区
での開発件を取得-子会社の上海Genomicsはともかく、GNIは開発主体の会社になりつ
つあるのだろうか?-->と思ったら、いつの間にか昨年末に創業社長が一身上の都合で
辞任、現在は中国人CEOの下でOperationが中国にシフトしていっている感じ。
(BioSpace)

そーせいが緊急避妊薬の日本でのPhase IIIを修了。(BioSpace)
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by KtomoSFD | 2008-07-21 00:09 | Bio Research

これまた少しまえになるが、再生医療つながりで。

会社の目の前にある理研の施設の中を見せてもらった。すごかった。設備も金がかかっているし、結構成果も出ている模様。自分がいたSPring-8も金はかかっていたけど、ここまで成果はなかった。ところが、それを見て思い出したのだが、大体建物の規模としては、StanfordにいたときのCCSRと隣のBeckmanをあわせたくらいの規模。(もう少し小さくてBeckmanとFairchildくらいかもしれない。)成果はそこそこ張れるくらい。でも、その後が全然違うように見える。つまりい「実用化」に関する部分は全くなさそう。Stanfordの強みはこれらの基礎の施設の真横に病院があり、MDもPhDもお互いのラボを行ったり来たりしていたので、まさにBench to bedsideの技術交流があった。基礎医学の驚くべきところは、本当にすごい成果は応用研究をすっ飛ばして、いきなり数ヶ月でも実用化に結びついたりする事だと思う。大腸菌の転写機構をやっていても、次の日には抗生物質のスクリーニングをやっているという事も考えられるわけ。理研という施設の弱い点はここだと思う。うちみたいな日本では天然記念物的な面白い会社があるのにもかかわらず、接点はほぼ皆無に近い(神戸市ががんばっているけど、実質動いていないと思う)。実現するかどうかわからないけど、神戸版JBCも面白いかと一人勝手に思っていたりして…
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by KtomoSFD | 2008-07-16 23:30 | Bio Business

ちょっと前の記事だったので元ネタを引っ張ってこれないのですが、日本でのiPS細胞研究への期待は相当なモノのようです。
http://www.dir.co.jp/research/bio-medi/index.html

人呼んで万能細胞のiPS(induced pluripotent stem cell)は確かにScientificにすごい。Potentialもあると思う。でも、
1)日本が最先端を行っていて、アメリカが追いついてくるから急いでもっと先に行こう。
2)研究を進めるためにお金をつぎ込もう。
3)お金をつぎ込んだらすぐに新しい治療法や薬ができてハッピー!

という方向に話が進んでいるように感じる。
まず、確かに山中先生はすごいけれども、「日本が」最先端というより、「iPS研究」という最先端の領域で山中先生ががんばっているという方が正しい。山中先生自身、これまでの日本の基礎医学者には珍しく、ちゃんと臨床を、しかも外科をやっている。日本の基礎医学の伝統的な本流でもなさそう。UCSFにもラボを持っていた(いまでも?)。次にお金。これは、結局元々基礎医学研究のためにとってあった予算を40億円横滑りにしただけ。つまり、他の領域がおろそかになっています。最後に実用化についてだが、日本では基礎医学の成果を実際に商業化を進めるためのシステムが欠如している。この状況を打開するべく(私も含めて)色んな人が努力しているわけだが、上述のような予算の使い方をしているため、既にある程度進んでいる技術の実用化の部分にお金が回ってこなくなっているらしい。もしこの状況が続けば、iPS研究の成果が実際に実用化できそうになったときに、実用化のノウハウを持たない素人集団が対処せざるを得ないのではないか…? というわけで、せっかく久々に日本の科学界に出てきたハッピーなニュース、持続して日本の科学力を高めるためにも、日本の力を過信せず、名ばかりの補助ではなく本気でシステムから見直して欲しいと思う。
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by KtomoSFD | 2008-07-16 23:12 | Bio Research

イチロー

そろそろMLBのオールスターが始まろうとしている。
正直言ってイチローはスかしている感じがして良い印象はなかった。それが変わったのが2006年のWorld Baseball Classic。あれほど感情をあらわにし戦う姿に、思わず同じアメリカで仕事をやっている人間として自分の姿を重ねてしまった。能力も立場も全然違うけれども、MVP二連覇に向けて、がんばれイチロー!
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by ktomoSFD | 2008-07-15 20:18 | Stanford Life

ワイン

帰国して本屋に行っても、昔ほどどっさり本を買うことがなくなった。学位を取ったあたりから意識して英語の本や雑誌を見るようにしていたし、アメリカでも紀伊国屋サンノゼ店に行っても買うのは子供の絵本くらいだったので、久々に自分の本を買おうとすると戸惑う…と妻にこぼしたところ「全然迷わず買ってるのあるやん」とのこと。はい、あります。「モーニング」。帰国の度に漫画は迷わず買ってましたね。その中でも最近人気なのが「神の雫」というワインの漫画。カリフォルニアワインは個性がはっきりしているうえに現地では安い(フランス人に言わせるとそれでも高らしいが)。ビールより安いのでテーブルワインとしてよく飲んだが、この漫画に出てくるのはいずれもフランスの一流シャトーばかり。幸か不幸か今の上司もビンテージワイン好きで自宅にセラーもある人。せっかくワイン通になって帰ってきたつもりだったのに、B級ワイン通になったようで、日本に帰ってきたらすっかり置いて行かれてます。$2-12くらいのワインばかり飲んでいたので…

でも、やっぱり気軽に飲むワインはうまいと思う。ちなみにおみやげで数本買ってきたRidgeのGeyserville。あちらで$30位だったのがネットで6500円くらい。うーむ、やっぱり文化として身につけるにはどっちにしても金がかかりすぎるなー。
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by ktomoSFD | 2008-07-15 20:09 | Kobe Life

先日のInvitrogenのApplied Biosystems買収には驚かされた。

色んなBiotechのplatform companyを次々に買収して、Biotech research用のカタログを次々と厚くしてきた同社が、ついにPharmaceuticalsへの包括的なサービスの提供に踏み切った形だ。自身よりも規模の大きいAB社をAppleraより買い取った形態は、ここ10年ほどの同社が良く用いている方法。うちの会社と競合するProtein kinaseのビジネスも数年前に買収しており、これでDrug Discoveryの初期段階における必要なウエットとハードの両面がそろったことになる。

ちなみにELISAキットの高度な解析技術を持つBrendan Technologies とも独占提携をして、スクリーニングシステム等々のラインナップと質の向上をねらっているように感じられる。

Mega Pharmaが初期段階の開発品目をBiotechから買い上げるという形式が定着し始めたが、一旦システムが確立し始めると、やはり大手が強いと言うことだろうか?

ちなみにStanford時代にAB社とは共同研究をしていて、先日論文も苦労した末にAcceptされたところだったのだが、図らずもCompetitorになってしまう羽目に。とはいえ、完全な統合はまだ先だし、具体的な話は特にないとのこと。大きな会社だし、我々の関係がにかかわるほどの問題は起きなさそうな雰囲気。
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by ktomoSFD | 2008-07-15 19:54 | Bio Business

英語

帰国して一番のフラストレーションは英語。
阪大にいた間は3週間のベイエリア出張もあったり、イギリスからの来客があったり、午前4時から4時間の電話Meeting もあったりしたので、若干は使っていたのですが、今はさっぱり。

営業の方からアメリカ子会社と打ち合わせをしているのが聞こえてきたりすると、思わず頭の中で会話に参加してたりして… 

逆にうちの奥様は娘を英語のPreschoolに入れたので、そこでの会話は英語。派遣で家から5分の外資系企業に勤め始めたので、若干は英語を使っているはず。

幸いなことに、今住んでいる六甲アイランドは外国人が多いので、外でも娘に英語で話しかけて練習。思いっきり、変なアメリカ帰りのおっちゃんになってしまいました。
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by ktomoSFD | 2008-07-09 00:53 | Kobe Life

神戸の「バイオベンチャー」で働く研究員です。
日本語ではこう呼ぶことが多いのですが、英語では「Biotech」です。なので、こちらを使いたいのですが、通じなければ意味がないので、ここではBiotech Ventureとかきました。

2007年末に5年2ヶ月過ごしたカリフォルニア州スタンフォード大学を後にして帰国。某独立行政法人O大学での産学官連携アドバイザーを経て現職。NPO法人Japan Bio Community ウェブマスター。
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by ktomoSFD | 2008-07-09 00:41 | Who am I?