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応用力/実は

一つ前のエントリーに関連することだけれども、最近自分が周りにあわせる能力が変わったと思う。別に上がったとは思わない。でも年齢が上がった分、自分より年上の人が何を考えているか見えてきたし、そのパターンを意識しなくても予想できるようになってきた。恐らく能力の高い人はぐぐっと短期間で若いうちに色んな経験を積んで、スタートのレベルが違うのだろうなと思う。なんで前の話と関係があるかというと、楽器の演奏でも同じようなことを経験する。比較的キャリアを積んでくると色んな曲、色んなジャンル、そして色んな人達と関わるようになってくる。そうすると、ぱっとあった瞬間に大体こんな音楽に仕上がりそうと言う雰囲気が何となく伝わってきて、トランペットを吹く準備が楽器を手にする前から始まっている感じがするんです。昔は全く何のイメージもなくリハに望んで、アーデモナイコーデモナイと言いながら、結局ろくな仕上がりにならないことも多かったのですが、スタートの時点での経験の差というのは、スタジオに入る前の準備段階で既に大きく作用しているなぁと思うわけです。
 ところでつい数ヶ月前から共同研究を始めた外科のMDの方、ドイツ人でパキパキとスケジュールをこなしていく割には意外に柔軟な点もあって、共同研究が費用にて慣れています。こちらもこちらで4年過ごして小慣れてきた頃なので、お互い適当なところを手を抜いて、肝心なところではきっちり話し合うことが出来、良い感じの緊張感を持って仕事が進んでいます。殆どの場合はこんなにうまくいかないことが多いのですが、今回はだいぶ楽ちん。どうやら先方も相手を見てから一緒に仕事をするかどうか結構品定めをしていたのではないかなぁという感じがします。基本的に一緒に仕事をする相手を選べるなんて贅沢は言ってられませんが、上手く力の配分をして、自分の本領を発揮するスタートラインまで以下に早くたどり着くかが、その後の成果につながっているような気がします。

うーむ、ちょっと哲学めいてわかりにくいな。もっと簡単に伝わるようにがんばろう。
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by KtomoSFD | 2006-12-23 08:47 | Bio Research

トランペット

最近、数年ぶりくらいにまともにラッパを吹いています。よく考えたらまともなバンドで吹くのは4年半ぶり。アドリブ途中でハニワになったりもしましたが、やっぱり自分が好きなことをやるのは気持ちが良い。

ところで私の愛器Bach Stradivarius180MLSと言う楽器は非常にポピュラーな楽器なのですが、Yamahaなどのきっちり管理されたラインで作られている楽器に比べると1音の力はあるものの、コントロールが若干難があります。新しいうちはまだマシだったのですが、イロイロとパーツを変えたり、色んな環境で演奏しているうちにだんだんとぼろが出てきました…一番最悪なのが二番管と三番管の組み合わせ。音が曇ってまともに当たらないのです…  そうなると欲しくなってくるのが新しい楽器。Yamahaは欲しいけれどもあまりに普通なので、もう少しユニークな楽器が欲しいなぁと思っていたところ、何と昔あこがれていたLawlerというハンドメイドのメーカーのトランペットが$2000ほどの比較的Reasonableな値段で手にはいるらしいと言うことが判明!しかも何と、全米に四店しかない代理店のうちの一つがうちから車で五分くらいの所にあると言うではありませんか! 正直言ってまだ買えるほど生活に余裕がないですが、一度顔を出して吹かせてもらおうっと。
でも、よく考えたら毎年ラッパ余裕で買えるくらい、日米の行き来で金使ってるよなぁ… ほんと、外人生活もつらいっす。
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by KtomoSFD | 2006-12-23 08:27 | Jazz/Music

It's my Friday!

毎年こんなこと言っている気がしますが、もう12月も終わりです。
4月頃から論文投稿が重なって書き仕事が増えたせいかBlogから完全に遠のきましたね。ま、呼んでいただいている方には申し訳ないですが、これで読者数も激減(と言うかゼロ?)ですね。

今日までにほとんどの人がクリスマス+新年休暇前の仕事納め。5年目になって始めて気づいたんですが、皆さんこの時期にやたらと"It's my Friday."と言っている。どうやら”今日は金曜日の気分”ということらしいのですが、転じて”今日は休み前最終日”と言うことらしいです。たまにしか行かないは医者と、毎日は会わないLab Managerが言っていたから、おそらくそんなところでしょう。ところで、日本人にとってはクリスマスは商売上は重要でも、実際には休みでも何でもないですよね。正直言ってさんくすギビングからこの時期までは仕事にならない上に、正月は攻めて2日までは休みたいので、休みまくりデス。でも、今年は本当に実験詰めまくりになってしまった…家族には申し訳ないけど、もっとマシなクリスマスプレゼント出来るようにがんばるからユルシテネ。
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by KtomoSFD | 2006-12-23 08:17 | Stanford Life

論文を書くと言うこと

正直言ってこんなことをポスドク5年目にもなって書くのは恥ずかしいのだけれども、ここに来てようやく論文を仕上げるって言うことがわかってきた気がする。(と言うか、今頃こんなことを言っている時点で研究者失格ですね。)どうも、今までは「自分の思った通りに行かなかったデータはボツ」的にしか仕事してこなかったので、これは研究費の無駄遣いにつながっていたと非常に反省。やはり、明確な大きなQuestionに対して白黒つけるような実験を組み立てることが一番大事。それさえあれば、後のサポーティブナデータは実はその補強でしかないので、どう転んでも良いはず。
こういうことって日本では教えないよなぁ、と思っていたら、よく考えたら論文の数自体では日本もそれほど負けてません。恐らく師匠の背中を見て上手くそれを実感して実行できる人が、本当の意味での優秀な研究者なのだと思う。ナンカカタイですが、こうやって思いついたことを明文化して表現できることもさらに必要なので書き留めます。
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by KtomoSFD | 2006-12-23 08:15 | Bio Research