Dizzy Gillespie

昨日が誕生日だったとか。今朝、ロイ・エルトリッジとのDuoの曲をKCSMで流してました。ロイ・エルトリッジはバップ期の人気トランペッターでガレスピーのアイドルだったとか。「彼にとっては最高の一日だったに違いない」とDJは言っていましたが、プレイを聞いてみると…ん?プレイスタイルの違いは大きいですが、当時(恐らく50年代半ば)で勢いのあったガレスピーの方がどう聞いても上。最後の方の8バースに至ってはヒートアップするに至らずちょっともったいない感じ… 

良く、ガレスピー/マイルス/ブラウニー 以前(もしくは同時期)のトランペッターをわかりやすく表現するときに「(誰々)のフレーズから音を半分にした感じ」とか「(誰々)を少しへたにした感じ」とか失礼にも言ってしまうのですが、この3人は自分達のアイドルさえも超えてしまい、その後50年近く経っても新鮮に響くプレイスタイルを確立してしまっていたんですね。

Jazzに興味のない人にはちんぷんかんぷんですね。なんちゃってジャズ批評でした。
ちなみにBGMはWynton Marsalis Septet "Live at the Village Vanguard" もう10年以上前の録音です。この10年で彼のプレイスタイルは一旦先祖返りしましたが、最近また戻ってきているようですね。
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by KtomoSFD | 2005-10-23 07:11 | Jazz/Music

阪神

なんとコールド負けとは… いくら天候のためとはいえプロ野球で9点も差がついては… いくらプレーオフからの勢いがあるチームとはいえ、せめてソフトバンク並には戦ってもらわないと。がんばれー!
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by KtomoSFD | 2005-10-23 06:37 | Stanford Life

Will Call

赤間さんのBlogでの話Will Call Customer
Will callはいわゆる「お取り置き」だと思っているのですが 、私の場合コンサートに言ったときにいつも利用してます。ネットで予約した場合郵送手数料がない分安かったり、直前でも確実に席が確保できるので重宝してます。でも、日本ではチケットカウンターで普通に購入するのと同じでお取り置きしてくれる場合が多い(といっても知り合いが絡んでいるイベントの場合ですが)ので手数料を取られるのが少し不思議。

で、赤間さんはわざわざ器具メーカーの倉庫まで当日必要な器具を取りに行ったら"WILL CALL'窓口で受け取ったそうです。「便利だなー」と膝を打ったのですが、よく考えるとスタンフォードキャンパスにはBiosotresと呼ばれるオンキャンパスの「試薬のお店」があります。たとえばプラスミド構築をしていてLigationを始めてから「大腸菌のコンピテントセルがない!」といっても大丈夫。午後4時までならBiosoresのディープフリーザーに取りに行けばOK。しかもこの店、デリバリーが無料なので経費節減にもなります。さらに、頻繁にキャンペーンでQiagenの製品の10%Off Saleとか、アイスクリームやドーナツを配るなど販促にも力を入れてます。いやー、これになれるといくら便利とはいえ日本の納入業者さんに頼る実験はできなくなってきて…
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by KtomoSFD | 2005-10-23 06:31 | Bio Research

お手本

日本でいわゆるお手本となると思われているバイオ企業がいくつかある。ベンチャーのA社や大手酒造メーカー発のT社。それぞれに個性のある人たちが起こして成功を夢見ているものの、いくつかの人をとばしつつも大成功には至っていないと思う。(当然赤字です)実際、これらの企業には日本のバイオ業界では非常に大きな期待がかかっていると思う。必要以上に。もし同じクラス(株式評価額ではなくて実質の企業規模)の会社がアメリカにあったとして、その会社がそれほどの成功が見込めるかというと、そこまでの極端な成功へのプレッシャーはないのではないだろうか? 
たとえばアメリカだったらそれなりの所まで成長できたら、無理なIPOでなくビッグファーマへのbuy outを考えたストラテジーも考えられるだろうが、日本にある企業の場合はなかなかそうはいかない(というかそういったExitが受け入れられ難い)のではないだろうか。それは基本的にベンチャー企業がIPOしてさらに資金を得て巨大に成長していくという大成功パターンにとらわれ過ぎているために(というかそれしか知らないから) 前に進めないのではないかという見方はできないだろうか。少なくとも実際のベンチャービジネスから遠くにいる研究者はそのレベルしか知識がないので、本当にスバラシイ技術があったとしても「俺の研究はすごいんだ、絶対成功する」の一点張りで終わりそうな気がします。その後が実際は大変らしいですが。

という私もIndustryからほど遠いのですが、日本語で書かれた文章には余りこの手の少しペシミスティックな記事はほとんど載らないので書いてみました。
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by KtomoSFD | 2005-10-20 23:47 | Bio Business

私の母校は大阪北部、阪急電車で梅田駅から乗り換えを挟んで30分少しの住宅地にあります。私が26期なので確か創立40年余りになるはず。
朝日新聞のWebsiteを見ているとこんな記事が。関西学院大学でアメフトで活躍したあと、アナウンサーとしてテレビ局入りしたものの、再び社会人プレイヤーとして復活した人がいるそうです。何でも学生時代ナンバー1QBだったとか。私の出身高校は公立高校にしては珍しくアメフト部があるところで、授業でもラグビーとかでなくタッチフットボール。ルールもいやがおうにも覚えるのでその後でもよく学生の試合を見に行ってました。で、なんとこの記事の有馬さん、うちの高校らしいんですよ!大阪北部は公立高校がかなり優秀で、北野高校を始めトップクラスの高校はそれこそ有名人になっている人も多いのですが、うちの高校は4番目。近所の私立からは山本太郎とかも出てますが、うちの高校からは桂九雀という噺家さんとグレートチキンパワーズ(最近解散したらしいですね)というお笑いの人たちくらいしかいませんでした。グレチキが僕より4つくらい若くて、有馬くんはそれより少し若いのかな。何でも私の卒業後に国際教養科とか言う英語に重点を置いた学科ができたらしく、だいぶ学校の雰囲気が変わったらしいと言うのは聞いていました。おそらくいろんな人が入学してきて多様性が増したんでしょうね。
少しは有名になって同窓生の自慢の種にでもなってみたいですね。
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by KtomoSFD | 2005-10-19 12:04 | Stanford Life

先週の金曜日、Medical Schoolのキャリアセンターと大学全体のキャリアセンター共催による表題セミナーに参加した。参加者は大学院生とポスドク4−50人くらい。大体まんべんなく男女差、国籍別もいるようだったけど、恐らく日本人は私一人。やはり帰国することしか考えてないとこうなりますね。大学に戻るときにはこの手の自分認識が必要とも思うのですが。

内容はどちらかというと自分をIndustryに売り込むときに自分の能力がどう備わっているかきっちり認識することを学ぶもの。Scientistとして売り込むときにどうしても研究における技術的な内容ばかりを意識しがちだが、実際にはどういうそれ以外の個人としてのリーダーシップやチームワーク(Personal Characteristics)、包括的に仕事を進めていく上での研究のデザインやコラボレーションの能力(Transferable Skills)も重要視される。わざわざ1スライドを使って”Top 5 Marketable Skills"としてCommunicaion, Honesty/Integrity, Motication/Initiative, Strong Work Ethic, Teamwork, の5つの重要性を強調していた。要はサイエンティストはこのあたりを見落としがちだと見ることもできる。最近はHonestyを問われる話題も多いので、特に日本の企業だとこの点も重視するかも知れませんね。

個人的には普段きっちり評価する事のない、自分のテクニック以外の部分を言葉に置き換えてアピールできるようにまとめる必要性を感じました。いくら能力があっても実際に何ができるのか、どうしたいのかを伝えることができなければ採用されようもありませんよね。
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by KtomoSFD | 2005-10-18 05:53 | Bio Research

阪神優勝万歳!

すっかり忘れてました。
バンザイ!
ベイエリアの阪神ファンの皆さん、いっしょに盛り上がりましょう!
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by KtomoSFD | 2005-10-09 17:32 | Stanford Life

Conflict of Interest

先週、スタンフォード医学部のセミナーの一つに参加してきました。タイトルは"An Issue of Trust: Addressing Conflicts of Interest in Research" UCSFの法律関係の部門の方が来ての講義でした。Biotechと大学の間の研究に関する問題化と期待していったのですが、どちらかというとメインはClinical Trialを受けるときの大学側の問題点だったようです。主催したプログラムがBiomedical Ethicsだったので当然かも知れません。

この問題が大きく取り上げられた背景の一つとして、近年の新薬や新治療法の加熱というのがあるようです。ペンシルバニア大で行われた遺伝子治療の治験のケースでは、患者さんが亡くなった後になって治療を担当した医師とベクターを開発した会社との関係が適正ではなかったのではないかと疑われているそうです。大学では治験を請け負う際にInstitutional Review Board(IRB, 治験審査委員会)が治験が適正に行われているかどうかをチェックする期間として存在していますが、では実際にどの程度のIRBが具体的に起こる問題を想定したRegulationを持っているのか?担当医師が治験を行っている会社から株などをもらっても良いのか?Webなどでアメリカ国内の医学部のIRB Regulationを調べると以下の割合で担当医師と治験を行う企業の関係を制限しているようです。

25% 研究費の提供 
43% 利益授受につながるような贈答
33% 個人的な金銭の授受
(パーセントは調査した医学部のRegulationの中に項目に該当する記述があったかどうか)

正直言って治験からは遠くにいる人間としては「ふーん」というくらいのレベルでしかないのですが、日々利権が絡む新薬やデバイスの開発に携わっているスタンフォードではこうやって内部からも倫理的な啓蒙活動をしているようです。(うーむ、だからどうやって感じですが実際この世界を知らないので偉そうなことを書けません)
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by KtomoSFD | 2005-10-09 08:24 | Bio Research

春夏秋冬

羊土社のバイオテクノロジージャーナルをごらんになってからここにいらっしゃる方は殆どいないと思いますが、私はJBCの赤間さんと共に「シリコンバレー春夏秋冬」というコーナーで連載を受け持たせて頂いております。来年の紙面の改編に伴い、我々のコーナーも模様替えすることになりそうです(打ち切りにならなければですが)。折角なのでこのベイエリアの開放的な感覚でこちらの様子をお伝えできるように思考をこらしていますのでこうご期待!
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by KtomoSFD | 2005-10-09 08:06 | JBC/LSJ

今、とある酵素の活性を測定しています。元々酵素学をやっていた私からは動物実験で得られた血清やlysate(組織をミキサーでつぶした上清)などで酵素の活性をはかるなどとはもってのほかなのですが、実際に臨床の現場などではとても目的の酵素だけを何本もカラムを通して精製するなどという手間はかけられるべくもなく、それ以前にある程度誤差の大きい活性測定でも「検査値」として使えればいいのでかなり気軽に採血サンプルなどの活性が測定されています。
そして、今回ある酵素の活性を測定するべくいろんな論文を読み合わせてから測定してみたのですが、なんと全然活性が出なかったんです。理由はいろいろ考えられたのですが、まず自分を疑ってしまうのが日本人研究者。必死になって緩衝液の組成を調べたり、ミキサーでつぶす手段などを検討してみました。最終的にわかったのは、参考にした論文には殆ど詳しく条件は書かれておらず、実際にそれらの実験もかなり適当に行われているらしいと言うことなのです。科学や生化学をやっている人から見ると信じられない事が多いのですが、実際か成木を使って正確な値を出しても、個体差が大きい動物実験では誤差に隠れてしまうので意味があまり無いんですよね。それよりはラフでも一定の条件で数をこなし、統計的に有意さが見られるような測定方法が求められるんです。とはいえ、そうなると体力勝負で数をこなす実験になるのでそれはそれですごい努力が必要とされます。
今回特に問題だったのは緩衝液に加えるカルシウムイオンでした。恐らく私が参照した過去の論文では細胞内画分から供給されていたと思われるのですが、私はわざわざ細胞膜画分を分離してきれいにしてから計っていたんですね… いらん手間やった… カルシウムを加えたらがつんと活性が出てくれました。結局それを教えてくれたのは1980年代初めのJBCの論文。こういうのが続くと面倒だけど、逆に楽しかったりするのでやばいかも。
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by KtomoSFD | 2005-10-09 08:01 | Bio Research