元Merck CEOがやってきた

P. Roy Vagelos氏がMedical Schoolの学生とポスドク向けに特別講演をしました。
"The Changing Pharmaceutical Industry"
Vagelos氏は元々ワシントン大学などでEnzymologyの研究を行っており、アカデミックの世界でProfessor として活躍していました。ところが分子標的医薬の開発を進めるMerck社の目に留まり、開発部門のリーダーとしてヘッドハンティングされます。そこからスタチンをはじめとする数々の医薬品の開発を担当、さらに1985年から9年間、CEOとして腕をふるい、売上高の倍増(と公演では言ってました)に貢献したそうです。
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by KtomoSFD | 2005-05-24 10:59 | Bio Research

またもやソウル国立大の黄教授、やってくれました。
Cloning of Human Stem Cells Speeds Up -- Vogel 2005 (519): 1 -- sciencenow
間違いなくこの分野では世界のリーダーです。
研究のレベルのみならず、法整備、ガイドラインなども整わないと出来ない領域に踏み込んでいるだけに、今後の動向から目が話せません。ひょっとすると、骨髄移植に変わってこの方法が一般的になる日が来るのでしょうか?それにはエッグドナーの問題がまだまだ大きく残っているので、おそらく安定なES細胞の供給(今回は卵細胞そのものを使ったのでうまく言ったのだと思われますが、どう考えても毎回卵細胞でやっていくのは倫理的にも供給に問題があると思います。)が必要になるのではないでしょうか?
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by KtomoSFD | 2005-05-20 05:21 | Bio Research

経口タンパク製剤

赤間さんのブログにも登場した経口タンパク製剤の可能性僕もさっそく自分たちが使っている(と言うか開発を進めている)ペプチド製剤が使えないかどうか見てみました。

Transferrin自体は既に実験室レベルではDNAの細胞への感染に利用されていて、それなりに有名なタンパクなのですが、腸管から吸収されるとは驚きました。

さて自分の実験に使えるか? エキサイトしながら論文を読んだのですが、どうやら細胞表面まで運んでくれて、それにレセプターが反応してくれると言う事らしいです。というわけで、細胞内に入らないと働かないうちの薬には使えないことが判明…残念。 やっぱり遺伝子治療しかないのかなぁ…
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by KtomoSFD | 2005-05-13 16:23 | Bio Research

SFに決定!

SF Lands Stem Cell Headquarters

日本のメディアではあまり取り上げられていないようですが、SFがStem Cell ResearchのHeadquater獲得レースで勝ちました。何でも本部事務所の場所と家具の無料貸し出し。さらには研究者たちのホテル代を肩代わりするそうです。さらに近辺にある10大学との連携で地元の患者さんへのBenefitも期待されているようです。ま、実際には経済的な効果の方が大きいと思います。患者さんたちは可能性があればLAからSFに来る事はいとわないと思いますし、そのための施設も提供されていくのではないでしょうか?(実際、スタンフォードでは全米から来る患者さんのための施設があるそうです)

Mayor Gavin Newsom、また名前を全米に広めましたね。
さて、我々研究者はどの程度幅広い裾野を持って研究費が配分されるのか、興味があります。たとえば、うちのラボがやっているDrug DiscoveryにはStem Cellに対する利用も十分に考えられますが、実際にコラボレーションを考えるほどの人的余裕はありません。その辺まで面倒見てもらえるのでしょうか? Stanfordの循環器関連の施設にどっさりお金が降りる事がわかれば、意外とその方面から新たな切り口ができて、研究が進むのではないかと思います。 お金と人があれば、かなり進むことは請け合いです。(とうちらは考えています)
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by KtomoSFD | 2005-05-07 15:18 | Bio Research

昨日の晩のKRON4ニュースでは、Stem Cell Researchの本部候補争いで今度はSFがトップに躍り出て次点はサクラメント、三位にサンディエゴが落ちてしまったようです。サンノゼはいつの間にか脱落していますね。

映像ではSBC Community Park(でしたっけ?、SF Giantsのホーム)の向かいのビルを本部として公開していましたが、ちょっとダウンタウンから外れてますよね。あまり安全ではなさそうな気が… いっそのことすぐ近くのUCSFのMission bay campusにしてしまえばいいのにと思うのですが。

ご参考までに、私もFelloshipで応募した事のあるCalifornia Breast Cancer FoundationのHeadquater はUCバークレーの近くのOaklandにあります。というか、組織そのものはUCの一部として運営されているようです。

こうなるとある意味UCSF、UC DavisとUCSDの争いのようにも見えますが、さて、どちらに軍配が上がるのでしょうか?
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by KtomoSFD | 2005-05-07 00:41 | Bio Research

MercuryNews.com | 05/03/2005 | San Diego gains in stem-cell site race(マーキュリーニュースのサイトをご覧になるには無料登録が必要です)

2日前のニュースですが、CaliforniaのStem Cell Research Instituteの本部設置都市の候補レースでSan Diegoがトップになっているそうです。(ちなみにこの記事はよく読んでませんがこれまで、この関連のニュースでは、申し込みの書類提出期限に遅れた年が出たり、それぞれの都市のFacilityを誇示しあったりと、結構テレビでは盛り上がっています。)今回のSelectionでもれたのはエメリービル。East Bayですね。たしかバイオベンチャーもいくつか集積しています。サンディエゴの次点がサンノゼ、SFとサクラメントも残ってます。なぜか北カリフォルニアのほうが多いようですね。

テレビのインタビューではエメリービルの担当者が「我々はよくやった」と、敗者らしからぬコメントしてましたが、段階的に一つずつ落としていくあたりがAmerican Idleみたいで面白いです。どこの都市も、今後10年間安定して雇用と経済効果が得られるビッグプロジェクトの誘致に躍起になっており、サイエンスの枠を超えた興味の中でStem Cellが語られています。
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by KtomoSFD | 2005-05-06 04:42 | Bio Research