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バイオテクノロジージャーナルのコラムの後日譚

赤間さんに紹介していただいて羊土社の「バイオテクノロジージャーナル」という雑誌にコラムを書いているのですが、そこに載せた記事の後日談です。(もし、読んでる人がいたらコメント下さい。)

今回はBiotechの企業にありながらアカデミックな活動で知られる人たちを紹介したのですが、そのうちの一人、SunesisのJim Wells氏ですが、なんと某UC系の大学へ教授として招聘されるそうです。で、そこの大学とJim Wellsを取り合ってたのがうちのDepartment、特にうちのボスだったみたいです。だから、名誉ある賞を贈ったり、べた褒めしたりして他のもうなずけますね。ま、もちろんそれに値する仕事をしていたわけですから当然ですが。それにしてももったいない…決め手は給料じゃないかっていう下世話な推測もできますが、おそらくそれ以上に提供できるラボのスペースやFacilityのレベルが違ったのではないかと思われます。ナンボ給料がよくたって、研究がしたくて大学に行くことを決めている人にはしれていると思います。SunesisもIPOの準備に入っているらしいので、そうなると経済的な成功はすでに約束されたも同然ですしね。ホント、コラムにも書きましたがいい目標となる人です。

ところでうちのDepartment、今年中に一人若手のPIがNeuroscienceに引き抜かれて、一人リタイアして、ラボ二つ分あく予定。さらにもう一人も半リタイア状態なんで、早く生きのいいPIにきてもらいたいもんです。
by KtomoSFD | 2005-06-30 04:31 | Bio Research